香港で産まれた赤ちゃんの出生証明書、パスポートの取り方


香港での出産は二度目だというのに、今回けっこういろいろと忘れていたので
備忘録として出産に伴う各種事務手続きを記録しておきます。


1.出産前にするべきこと

 夫婦の戸籍謄本(3ヶ月以内に発行のもの)を日本から取り寄せ、それを元に英文の婚姻証明書(Marriage Certificate)を日本国総領事館で取得。

2.出産後にすべきこと

<香港政府への届け出(出生証明書の取得)>

出産後、42日以内に産んだ病院が所属している地域のBirths and Deaths Registry(生死登記所)に行き出生証明書をもらいます。予約はオンラインでこのページからできます。

ただこの際に次の書類が必要です。

1.日本国総領事館で発行してもらった英文婚姻証明書(Marriage Certificate)
2.両親のIDカードと、ビザが添付されたパスポート
3.「出生証明書類」(病院から直接送られない場合)

出生証明書は一通140ドル。これが赤ちゃんの身分証明書代わりになります。
(予備として2枚取得しておくのをおすすめします)

<日本政府への届け出(日本の戸籍に登録)>

その後、香港の日本領事館に行き日本の戸籍に登録をします。
必要なのは次の書類。

1.3ヶ月以内の戸籍謄本1通
2.香港政府発行の「出生証明書」
3.出生届2通(用紙は領事館にあります)
4.出生登録の翻訳(定型書式あり)1通

これで約2ヶ月後に赤ちゃんが戸籍に追加されるので、これを元にパスポート申請をすることができます。

*が。2ヶ月も待ってられないよ!という方、一時帰国や旅行の予定がある、という方は、
裏技?として出生証明書を取得した時点で日本に送り、日本で戸籍に追加する手続きを
赤ちゃんの祖父母などに代行してもらえれば、ここがぐっと短縮できますよ。

<パスポートの取得>

戸籍への追加が確認できたら、取り寄せた戸籍謄本を持って再び領事館へ。
次の3つが必要です。
1.赤ちゃんの名前が載っている戸籍謄本
2.パスポート申請用紙(用紙は領事館にあります)
 3.証明写真(FOTOMAXなどでお願いすれば撮ってくれます)

 2019年2月現在、20歳未満は5年パスポートのみ申請可能。料金は430香港ドルです。
 申請から3日後に受け取り可能ですが、受け取るときは本人がいないと駄目なのでそこだけ注意してください。

<ビザの取得>
 パスポートを手に入れたら、香港生死登記処で交付された「香港居留許可証」と、子供のパスポートを香港入境事務処に持参し、パスポート上にビザの交付を受ける。

これで完了!けっこうやることありますよね…。
もろもろママは大変な時期なので、なるべくパパにお願いできるのがベストですよね!

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