香港での出産にむけてその1。

ただいま第2子を妊娠中のわたしですが、
長男は日本で里帰り出産したのに対し、
第2子は香港で産むつもりです。

香港での出産は大きくふたつに分けられます。
私立病院での出産と、公立病院での出産。
お友達の話を聞いていると、やっぱり私立病院での出産経験者が多いですが
公立病院で出産したというお友達もけっこういます。

私立病院での出産は、いたれりつくせりですが
お値段もそれなり。同じ病院でもドクターによって値段が違うらしく、
話を聞いているとだいたい80〜90万円ぐらいは覚悟しないといけないみたい。
私の周りではアドベンティスト病院、セントテレサ病院などが人気でした。

公立病院は、予定計画出産ができない、立ち合い出産ができるかは当日までわからない、
(分娩室が2人用なので、先に使用している人がいたら立ち合いは不可と説明を受けました)
 また担当の先生を決めることはできない(毎回担当の先生が違います)など
いくつかの制約はありますが、検診費用は無料、
そして出産費用も基本的には5000円以内とびっくりするようなお値段。

わたしも途中までは私立病院での出産を考えていたのですが、
OSCAR検査や胎児組織検査を経て何の問題なし、おそらく女児だろうという
ドクターの意見も聞けて、なんというか2人目だしもう心配する点もないし、
どんな環境でも産めそう…と思ってしまったというか。

ちょうど旦那さんの後輩の奥さんが1人目にもかかわらず
公立で出産したという武勇伝(笑)も聞いて、
妊娠7か月、27週というかなり遅い時期にやっぱり公立にしよう!と決意。

公立病院の産婦人科に初めて行くためには、下の3点が必要だそう。
1.産婦人科でもらう「妊娠証明書」
2.自分とご主人の香港ID(ご主人のものはコピーでも可)、
3.住所を証明できるもの(公共料金などの請求書でOK。ご主人名義のものでも可)

ということなので、それまで行っていたセントテレサ病院に行って
「公立病院で産むことを考えているので妊娠証明書をください」と伝え、
無事「妊娠証明書」を入手。

それを持って公立のクイーンエリザベス病院へ。
受付に上の3点を差し出すと、あっけなく次の予約が取れました。

公立病院でびっくりしたのは、尿検査までセルフなこと。笑
自分で朝起きてすぐの尿をとって病院に持っていき、検査用紙を入れて1分待ちます。
その他、体重と血圧を計って記入するのも自分で。
まあ、お世話焼きのおばちゃんが行くたびに指示してくれるんですけどね。



公立での予約を入れて最初はクイーンエリザベスで助産師さんとの面談、
次が糖負荷試験(一定の年齢以上の妊婦は受けるみたい)、
その次にやっと医師の診察を受けて、
特に問題ないので母子健康院での診察に切り替えますと言われ、
母子健康院での診察の2回目で体重が増えていないので
もう一度クイーンエリザベスに行けと言われ、
この間行ってエコーの予約を入れてきたという段階です。

公立はとにかく待ち時間が長いというイメージだったのですが、
1時間から1時間半ぐらいでしょうか。まあ許容範囲。
ただ、基本的に子ども同伴不可なのと、予約は平日を指定されるので、
メイドさんを雇った今じゃなければ公立はちょっと難しかったかな。
(私立のときは土曜日に予約を入れて、旦那さんも同伴で行っていました)

 なにしろわたしの英語がパーフェクトではないので
毎回綱渡りな感じではありますが、
専門用語はiPhoneの辞書を頼りにしつつ、
今のところ一応なんとかなっています(たぶん)。
 予定日は2月はじめなので、だいぶ近づいてきたという感じ。
これから出産、入院についてもレポートできればと思います!





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